🍀認知症の母【その10】　母との地獄の通院！【被害妄想】#認知症の母#人生トントン説

母の認知症が進行してからの、私の生活状況と言うと・・

介護のなか離婚し、一人アパート暮らし、車もない！という全く余裕がない状況でした、、

母を連れての通院は電車で行くしかなく、それはそれは認知症の母を連れ立っての移動は困難極まりない状態です。
と言うのは、認知症でなければ、まったく問題はないのですが、、

電車内での様子です・・

母：「昨日も夜中に嫁が部屋に入って来て、お金を持っていかれた」
母：「いない間に、タンスに入っている服をハサミで切られた」

この件は、服も靴下も何枚も細かく切り裂かれて、恐らく自分でやったのでしょう

以前にも同じ事があり「少しでも身綺麗になれば」と、ヘアーウイックを一緒に買いにに行ってきたのですが、買った次の日に、なんと粉々に切り刻んでしまったんです、、この時も「兄嫁がやった」と言っていました

私としては大大ショックです！　ホントに苦労して連れて行って、あんなに喜んで帰って来たのに～(io i )　次の日ですよ、、切り刻んだのを見た瞬間、血の気が引きましたもの (＿;)

母：「昨日も今日も何も食べさせて貰っていない」
母：「お弁当の中に毒をもられた」とか、、

そんなこんなのやり取りが、通勤電車の混雑している中で永遠と続くんですよ・・
地獄絵図ですよ、みんなダンボの様にして聞き耳立ててると思うし、どういう訳か通勤電車って、妙に静かですよね～(ﾉД`;)
もう、みんなしゃべってくれ～～

これが、病院に着いても脳神経科のシーンとした待合室の中でも続くという、私の神経はズタズタです、、
この状況が一二時間続き「もう限界！」と、受付の方に「隣の食堂で待たせて頂いても宜しいでしょうか」とお願いしましたところ、私の状況はよく解っていらしたみたいで「大丈夫ですよ、携帯に電話をしますね」と快諾して下さったんです。
「よかったぁ～、それに何度もトイレに行くので、患者さんを掻き分けて出るのも大変だったので、一石二鳥！　ありがたや～」

母の言葉に対する私の返し、、気になりますよねぇ、、
私の返しは、常に母の見方！母寄りの言葉です！
兄も兄嫁もそんな事するはずないし、事実とは違いますけど、味方にならないとよくならないので、「私から今度、そんな事しないように！って言ってあげる！」「盗ったものも全部返すようにって言ってあげるね！」「部屋には、絶対はいれないようにするから！」と、こんな、感じです

この話のやり取りを聞いていた周りの方々はどう思ってたんでしょうか、、