認知症の母が、突然一緒に暮らすと言い出した・・
私の私生活と言えば、離婚が成立し安アパートでの一人暮らしでしたので、到底母と暮らす余裕はありませんでした。 そんな状況を伝えても理解してもらえず、逆に「一人になったんなら、一緒に暮らせるからよかったじゃない」と言う始末。
この事は何度説明しても、「これから、アパートに行くから」となり、ほとほと困り果てた私は、現状を見てもらうしかない、と思い泊まってもらう事にしました。
ただ、問題なのは、泊まった翌日の朝から私が帰るまで、アパートに一人で居なければならないという事です、、 すでに自宅での外出も帰って来られないと言う状態でしたので、どうしたらいいものか・・
とりあえず、「お昼までには戻るから、絶対出ちゃだめだよ」とお願いして出掛ける事にしましたが、帰るまで心配で心配で、急いで帰って鍵がかかっている事を確認した時には「あ~~よかった、いてくれたぁ~」とホッとしました、、
ところがです! 部屋に入った時、何がおかしい! 母の顔つきが鬼の様に変わっているんです!
母が私を見るなり、「何やってたんだー! 私を一人にして! ×××××! 私に黙って、いつ結婚したんだー!」
とにかく、大声で怒鳴り散らすんです! 顔は般若のような形相です、、
認知症の顔つきが変わるという、女性でもあんな恐ろしい顔つきになるなんて、声も男のように図太く、言葉も乱暴で、見るのも聞くのも恐くて震えていました、、
心臓がドキドキと高鳴る中・・ とにかく普通に普通に会話をしよう、いつものテンションでと思いながら、、
私:「お母さん、喉乾いていない? お茶でも飲む?」
母:「お茶なんか!いらないよ!!」
私:「お母さんの好きなお饅頭があるんだけど、食べる?」
母:「お饅頭なんかいらないよ!」
それでもめげず、、
私:「お昼は何が食べたい? 散歩しながら食べに行こうかっ」
母:「お前はいつ結婚したんだ!」
私:「結婚式ではお母さんが着付けてくれたんだよ」
母:「えっ?・・・・」暫く、式の話や孫たちの話をしている内に落ち着いてきて、、
母:「あぁ、そうだそうだそうだった」という・・
とにかく、母の気を紛らわす事だけを考えて、話続けていると、間もなく「あ~それじゃあ」って事になるんです、、
それでも正直、この時の私の精神状態は崩壊寸前です、、
ー私が決めている事ー
母が負の言葉を発している時は「そうなんだ! 大変だね 今度私が言ってあげる!」と同調し、暫く吐き出させたら、旅行の妄想計画を立てると言う、パターンで! (しかも計画は忘れてしまうので、思いっきり豪華に!)
******** 次に続く ********
🍀認知症の母【その14】認知症の母、行方不明
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